これぞ 本物のこげパンか（ぇ

　チーズの専門店で、見つけた怪しげなもの。
　
　真上から見たのと、横から撮ったやつ。


　チーズの店でなんじゃ？
　と足を止めたら、これチーズケーキらしい。
　
　解説書というか、商品説明の用紙によると
　「山羊乳製チーズケーキ」
　タルトーフロマージュ。という。
　フランスのポアチエの祭りに欠かせないチーズケーキで、シェーブルチーズを使っていて、もともと職人が焦がしてしまったのが始まり。

　切ってみると
　
　こんなかんじ。

　外側をわざと焦がして、中身をふっくらとやわらかく包んでいると書いてある。
　
　チーズケーキというともちょっとスフレとか、レアチーズっぽいものを想像してしまうけど。
　中身はスポンジ生地のようなかんじ。
　外側の焦げ目もちょっとしたアクセントというか、ちょっと「おこげ」がついたパンというか…。

　ぶっちゃけ、甘食の外側が焦げてる感じ。である。
　付いてきた説明書きによると、ホイップクリームかフルーツソースで召し上がってください。とある。
　とりあえず、何にもつけずに食べてみた。
　……食べてるうちに、これが「こげパン」か…とちょっと思ったり。牛乳で酔っ払わないと思う…たぶんｗｗ
　たしかに甘いものをつけて食べるとちょうどいいかも。
　何かつけて食べよう。ジャムプリーズ。

　で、このチーズケーキの発祥となったポワトーという名前をどっかで聞いたなぁと思ったらば。
　アリエノールの領地名ですな。
　アリエノール･ダキテーヌだっけか。アキテーヌ女公にしてポワトー伯と紹介されとりました。「花巡礼」（河惣益巳・著。花とゆめコミックス）で。

　思い出して全3巻読破ｗｗｗ
　なつかしい。
　アリエノールの胆力というか知略というか執念というか…かなり豪快な感じの王妃に描かれてます。娘のしつけに尻たたきしてるシーンで気に入りましたｗｗ
　歴史フィクションというか、史実を忠実に描くというよりはそこにフィクションのキャラを混ぜ込んだもの。各章というか各部の主役以外の人々は実在している人物です。
　
　一時期、ヨーロッパ王家の血脈（ハプスブルク家）にはまりかけたんだけど…
　複雑でなぁ。
　あきらめた（ぉぃｗ
　男子の直系だけの系図というのは比較的簡単だけど、母親の血縁をたどるとものすごいことになるんだよな。
　
　あたまがすぽんじーーーーーーーーーーーーー！！（このネタわかる人が何人いるんだｗ

　まあ、こげぱん（勝手な名称）はジャムつけて食うべし。