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2025/05/04 (Sun)
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2007/04/30 (Mon)
 行列のできる本屋のマル秘というから、どこだろうと思ってましたよ。

 ジュンク堂池袋は、行ったことがあります。専門書さがしに。
 そりゃ……あのでかいビルひとつがジャンルごとに分けてあって、1階にしかレジがないんじゃ、必然的に並ぶよ…というツッコミは置いておいてw

 べつに…普通のこといってるじゃんか。
 というのが、感想。
 ていうか、そんなに他の本屋って並べ方がわかりにくいのかなぁ。そっちの方に疑問。

 担当が本を仕入れて、棚の構想とか並べ替えるとか。
 普通だよね?
 少なくとも、俺が担当やってたところはそうだったぞ。
 売りたい本の関連を隣に並べるなんて、常識じゃないか。
 そして関連性が、番組内でもやっていたが、生産工程からその技術的な本へと流れがあるなんて別にどこでもやってることなんじゃないかと思うんだけど。
 違うの? 

 あの店はすさまじかったなぁ。
 俺から、別の人が担当になったの時のあの品揃えが一気に変わった棚。棚構成も個性が出すぎてたけどww。
 各ジャンルでも向いてる方向性が担当によって違うし、結構担当の好きにやってた感が強いところだったから、別に番組内での発言に新鮮味はなかった。
 うんうん。まあ、そうだよね。と同意する感じ。
 
 もし、あの店(以前長くいた本屋)があのままあって、コンピュータ書籍を担当していたら、絶対俺がわかりやすい初心者向けのやつが8割占めると断言する(ぇ
 今だと、HP作成とかネットワークの基礎とか。やっぱり自分のわかる範囲から初めて徐々に広げるといったことをするだろう。他の専門書を全く置かないという意味ではなくて、そっち方面を強化するという意味で。それが、その本屋に来店する客層と一致するか、はたまたそういった客層へと変化するのか、客層と合わないのかは…やってみなくちゃわからないというのが、怖いところだがw
 わからなかったら今はネットでも、巻末の参考書籍一覧やもしくは著者名とかキーワードだけでも、調べる方法はいくらでもあるし。図書館とか、あるいは他の本屋とかね(ぉぃw
 わかるようになると、この棚を持っている人は詳しくないとか、これが好きそうだな或いは勉強してるなぁというのが見えてくるので楽しい。 

 コンピュータで検索するより、正確で棚位置の構成も知っている店員さん。
 どうやったら、そうなれるのか。

 コンピュータ検索が使えないところで、担当がいないときは、他の人が品出ししなきゃならない場所にいれば、少なくとも自分の店に入ってきたことがある書籍や雑誌の7割は嫌でも覚える。
 
 俺はそうやって覚えたぞw
 あそこでアルバイトはじめたとき検索機なんてなかったし。
 あとは、自分で読んだりした本で、参考文献として巻末に載っているものをチェックしたり。
 
 ひょっとしてはじめから広い本屋で働こうっていうのは、まったく書籍に対する知識がない人には辛いかもしれない。
 知識というか、興味か。

 ま、現実的に書籍のタイトルや情報を覚える方法として、俺が思うに。 
 
 本(書籍・雑誌)に対して、興味をもつことが第一条件だと思う。
 好きなジャンルからはじめてもいいし、中吊り広告や新聞記事のチェックするのもあり。
 なんじゃこのタイトルはとかあおり文句は? という理由でその商品をチェックしてもいい。
 大雑把にいうと、全部を読む必要はない…と思う。読む人もいるけどね。その世界や知識が深まって、さらに調べるための書籍のタイトルの手がかりがあるし。
 いや、俺が興味ある本しか買わないっていうのもあるけどさw
 
 まず、自分の担当以外の棚も見る。それは開店前や閉店直後のお掃除の整理整頓の片手間に見るでもいい。
 レジにいるときは、本から抜いたスリップでタイトルや出版社をチェックするのもあり。
 
 商品そのものや、タイトルなどに触れる機会を積極的に持つのが、やっぱり一番大事だと思うんだよ。
 レジだけで、確かに担当仕事から解放されて楽だと思ったときもあったけど、商品に対する知識や販売情報が欠落してしまうので、
 知ることをやめたらいかんと、改めて思った。

 頭のすみっこでもいいんだよね。こんな特集やってる雑誌を棚整理しているときにあの辺りで見た。ぐらいで。
 さっきお客さんに聞かれたよ、これ。
 ストック探してるときに、なんか似たようなのを見た。
 こんなんでも。
 
 棚構成に話を戻すと、どれだけジャンルや作品に精通しているのか、それを知っているお客さんがいるのかという相性の問題が最終的に左右すると思う。
 特に専門書籍の場合、先のジュンク堂がその例だろう。
 あとは、在庫があるかどうかっつー現実的な話がw

 でも、書店員の漫画家さんも作品内でいってたけど、決してそのジャンルに精通している棚構成であっても、それは担当が勉強したり調べた結果であったりするので、本人の趣味と必ずしも一致しない。

 ……でも俺がコミックやってたときは…かなり趣味入ってたなw

 まあずらずらと書きましたが。初めての時はレジ仕事から覚えるけど、徐々に商品に触れる機会を増やして自ら学ぶのが本屋だと思うのですよ。
 好きじゃなきゃできないけど、でも好きなものだけでやるわけにいかないので、そこが難しいとこだけどね。
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